中1英語が苦手な子へ|親が手伝うのは「答え」より勉強の進め方

生徒がカードを隠し、見本を見ずに英単語のスペルをノートへ書くイラスト 学習習慣・勉強法

中1英語を本人に任せる前に、覚え方・確かめ方・やり直し方が分かっているか確かめてください。

この記事で分かること

  • 01中学生を見守りながら、困っているときはどう支える?
  • 02中1英語でつまずいたら、親はまず何を手伝える?
  • 03親が毎回答えを教えずに、どう自習へつなげる?

英語のワークを開いてはいる。でも手が止まっている。単語の練習もしているはずなのに、何も見ずに書くと間違える。そんな姿を見ると、横について全部教えたくなるかもしれません。

一方で、毎回「次はこれ」「そこが違う」と言い続けるのも大変です。親が教え続けるか、本人にすべて任せるか。その二択で考えず、まず勉強の進め方を一緒に整えるところから始めてみてください。

中学生は見守る。ただし、勉強方法が分からないときは支える

Boost Academyでは、中学生の勉強に常時介入せず、方法が分からないときや助けを求められたときに支えることを基本にしています。

小学生のときと同じように、保護者が毎日の課題をすべて決め、隣で一問ずつ進める。それが中学生になってからもずっと必要なのかは、見直したいところです。自分で取り組み、困ったところを相談する経験も大切にしたいからです。

ただし、勉強の仕方そのものが分からない段階で、いきなり手を離すという意味ではありません。塾長は、中学1年生で英語などの勉強方法がつかめていない場合、最初は保護者が手伝ってよいと考えています。

英語に初めて触れるかどうかではなく、今の課題に対して、覚え方・確かめ方・やり直し方が分かっているかを見るのです。学年だけで関わり方を一律に決めず、本人がどこまで自分で進められるかを確かめます。

「英語が苦手」を、何で止まっているのかに分ける

中1英語のつまずきは点数だけで判断せず、単語・問題文・文法・段取りのどこで一人では進められないかを見ます。

例えば、単語の意味が分からないのか、意味は分かるけれど綴りが出てこないのか。問題文の指示が分からないのか、文法の説明を読んでも使い方がつかめないのか。「英語ができない」という一言の中にも、違う困り方があります。

保護者がすぐに答えを言う前に、今取り組んでいる教材を一緒に見て、どこで止まったのかを聞いてみます。すべての間違いをその場で指摘する必要はありません。まず一つ、進めない原因を具体的にすることが出発点です。

  • 単語を覚える作業で止まっているなら、覚えたかを確かめる方法まで整える
  • 解説を読んでも分からないなら、先生へ聞く箇所を残す
  • 何から始めるか決められないなら、今回取り組む範囲を一緒に確認する

これは家庭での整理例です。すべての子に同じ順番で当てはめるためのチェックリストではありません。話を聞いても原因がつかめない場合は、無理に家庭だけで判断せず、教材を持って先生へ相談して構いません。

最初に手伝うのは、練習から確認までの一巡

保護者が最初に手伝うのは、英語を練習して終わることではなく、本人ができるか確かめて直すまでの進め方です。

単語なら、教材を見ながら書けたことと、教材を閉じても書けることは別です。書いた回数だけを数えるのではなく、本人が覚えているかを確かめます。間違えたら、正しい形を確認し、もう一度取り組みます。

生徒がカードを隠し、見本を見ずに英単語のスペルをノートへ書くイラスト
見本を閉じて書き、間違いを確かめて直します。

保護者が最初に手伝うのは、次に本人が一人で進められるようにするためです。

範囲を決めて取り組む → 見本を閉じて確かめる → 間違いを直す

大人が答えを先に言ったり、間違いをすべて見つけてあげたりすることが目的ではありません。

例えば「今日はこの範囲を練習して、最後は見本を閉じて確かめよう」と、終わり方まで共有します。確認して間違えた単語は、できなかった証拠を突きつけるためではなく、次に練習する場所として残します。

綴りの練習方法を詳しく知りたい方は、英検対策でも英単語のスペルをおろそかにしない勉強法も参考にしてください。本記事では、その練習を親が代わりに管理し続けないための関わり方を考えます。

毎回答えを教えるより、本人が相談できる形へ

英語の手助けを減らすときは、相談を断つのではなく、本人が自分で進める作業を少しずつ増やします。

最初は一緒に教材を開いても、次は本人が取り組む範囲を確認する。練習後の丸付けを自分で行い、分からなかった問題を残しておく。全部を一度に任せるのではなく、今できる作業から本人へ戻していく考え方です。

声かけなら、「どこまで自分で進められた?」「一緒に考えたいのはどこ?」などが一例です。これは決まった指導用の台詞ではなく、本人が取り組んだ部分と、助けが必要な部分を分けるための聞き方です。

自分から「この説明が分からない」と言えたときに、「前にも教えたでしょう」と話を戻してしまうと、相談の続きをしにくくなります。まずは今困っている内容を聞き、家庭で分からなければ先生へつなぎます。

保護者が毎晩テスト役になる必要もありません。本人が自分で確かめられているなら、その方法を続けてもらいます。一人で確認すると曖昧になる場合は、塾で理解を確認してもらうなど、家庭以外の支えも使えます。

英語を教えられなくても、家庭でできることはある

保護者が英語を教えられなくても、学習環境を整え、困ったときに相談を受けて先生につなげられます。

答え合わせをしても理由が分からない問題は、どの説明で困ったのかを残して学校や塾へ持っていく。家庭では勉強する場所や、ゲーム・スマホについて決めた約束を守れるようにする。こうしたことは、文法を教えるのとは別の役割です。

本人が考える時間を尊重すると決めたなら、大人もその約束を守ります。声をかけるたびに課題が増えたり、親によってルールが変わったりしないよう、関わり方をそろえることも大切です。

親子がチェックリストを一緒に確認し、スマートフォンを机の端に置いて話し合うイラスト
家庭での約束を親子で確かめ、同じ方針で支えます。

家庭と塾で何を担うかを考える際は、勉強習慣をつくる家庭・子ども・塾の伴走体制も参考になります。家庭だけですべてを抱え込まず、役割を分けて考えてください。

恵比寿で英語の塾を探すなら、自習につながるかも確認する

授業で説明してもらえることに加え、授業のない日に何をすればよいかが分かることも大切です。

塾を検討するときは、「どの教材のどこで止まっているか」「一人で練習と確認まで進められるか」「親が今どこまで手伝っているか」を伝えてみてください。単に授業数を増やすかどうかより、必要な支えを具体的に相談できます。

Boost Academyでは、自習を軸に、理解が足りない部分を個別指導で補います。英語の問題を代わりに解くのではなく、本人が自分で進められる部分を増やすことを目指します。中1のうちに勉強方法を整えたいご家庭も、現在の教材や取り組み方からご相談ください。

よくある質問

中学1年生の間は、親が毎日教えた方がよいですか?

毎日教えることを一律には勧めません。勉強方法が分からない部分を最初に補い、本人が進められるところは任せます。すでに自力で取り組めている場合、親が管理を増やす必要はありません。

中学2年生になったら、相談されても手伝わない方がよいですか?

そういう意味ではありません。中学生は本人の自立を尊重しながら、助けを求められたら支えるのが基本です。学年が上がったことを理由に、必要な相談まで断る方針ではありません。

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