親が勉強の約束を一貫して守ることは、子どもが「何を守ればよいか」を理解する安心材料になります。
この記事で分かること
- 01家庭の勉強ルールが崩れやすいのはどんなとき?
- 02親がその場で方針を変えないために、何を決めておく?
- 03子どもも納得して守れるルールを、どう作る?
家庭学習で親にやめてほしい行動の一つが、朝令暮改です。
朝令暮改に当たる行動
- 昨日と言っていることが違う
- 約束したことを後から変える
- 親の不安でルールを途中変更する
保護者の方が不安になる気持ちは分かります。ただ、言ったことはできるだけ一貫させてください。子どもは、親が思っている以上に大人の言葉を見ています。
約束を破っても親は誰かに怒られるわけではありません。しかし、子どもからの信頼は失います。
後出しでルールを変えない
典型的な失敗例は、「これだけやったらゲームをしていい」と約束したのに、子どもが思いのほか早く終わらせたため、親が焦って追加の課題を出すケースです。
子どもが約束どおりに課題を終えたなら、親は後出しで追加せず、約束した遊びの時間を認めるべきです。
これは、ルールの設定に穴を作った大人側の責任です。そこで追加課題を出してしまうと、子どもは「頑張って早く終わらせても、どうせ追加される」と学びます。
それでは、次のルールに本気で向き合えません。
子どもを一人の人間として尊重する
家庭内の約束を考えるときは、「自分の部下や友人に同じことを言えるか」を意識してほしいです。
子どもには大人がルールを作る必要がありますが、一度約束した以上、大人もその約束を守るべきです。
相手が子どもだからといって、約束を軽く扱ってよいわけではありません。もちろん、小学生や中学生はまだ未熟です。
うまくいく家庭は、ルールを徹底して守る
うまくいく例として、「プリント1枚をやったら10分ゲーム」というルールを徹底して守ったケースがあります。
友達の家に遊びに行きたい場合も、事前にやるべきプリントの量を計算し、済ませてから行く。
こうした形にすると、子どもはゲームや遊びを完全に禁止されているわけではありません。自分でやるべきことを済ませれば、堂々と楽しめる状態になります。
ゲームを禁止するのではなく、楽しむ前に済ませる勉強を明確にするのが、家庭のルールづくりです。
結果だけを見て怒らない
もう一つ避けてほしいのは、結果だけを見て怒ることです。もちろん、内容が伴っていなければ叱る必要があります。しかし、点数だけを見て感情的に怒ると、子どもは点数をごまかす方向に向かいやすくなります。
点数が下がったときは結果だけで怒らず、努力・方法・量・体調など、そこに至る過程を冷静に分析します。
努力不足なのか、方法が間違っていたのか、量が足りなかったのか、体調や生活リズムの問題なのか。見るべきなのは、点数そのものだけではなく、そこに至るプロセスです。
逆に、点数が上がったときはしっかり褒めます。上がったときに自信を作り、下がったときに冷静に分析する。この姿勢が、家庭学習の空気を安定させます。
無料相談について
家庭でルールを作っても続かない、ゲームやスマホの扱いで揉める、親子で勉強の話になると衝突する。そうした場合は、ルールの設計から見直す必要があります。無料相談・お問い合わせからご相談ください。
ブーストアカデミーでは|親子の約束を守れる大きさへ整える
ゲームやスマホの前に何を終えるかは、「宿題を出してから」など、子どもが判断できる小さな約束にします。大人が「終わるまで声をかけない」と決めたなら、大人もその約束を守ります。
うまくいかない場合は、本人の性格を責める前に、課題量や開始時刻が現実的だったかを確認します。家庭と塾で同じ約束を共有し、次に守れる形へ直します。
ブーストアカデミーでは、子どもだけでなく大人も守れる小さな約束から学習を立て直します。
よくある質問
厳しくしないと勉強ルールは守れませんか?
厳しさだけでは長続きしにくいことがあります。大切なのは、ルールが分かりやすく、親の対応が毎回大きく変わらないことです。
ルールを守れなかったときはどうすればよいですか?
責める前に、ルールが大きすぎなかったか、始め方が決まっていたかを見直します。必要なら小さくして、続けやすい形に戻します。
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