親が右往左往しないことが、子どもの勉強ルールを強くする

家庭学習でよく起きる問題の一つが、親が決めたルールを途中で揺らしてしまうことです。子どものためを思って口を出しているつもりでも、結果としてルールの力を弱めてしまうことがあります。

Boost Academyでは、保護者の方に「右往左往しない」ことの大切さをよくお伝えしています。

約束したルールは、達成後に変えない

たとえば「夏休みの宿題を初日で終わらせたら、その日はゲームをしていい」と約束したとします。子どもが本当に集中して宿題を終わらせ、午後からずっとゲームをしていたら、親としては不安になるかもしれません。

しかし、約束を守って勝ち取った権利であれば、そこは認めるべきです。途中で「やっぱりゲームはやめなさい」と言ってしまうと、子どもから見るとルールが信用できないものになります。

ルールが信用できないと、次の努力が弱くなる

子どもは、ルールそのものだけでなく、親がそのルールを守るかを見ています。達成したのに認められない経験が続くと、次にルールを出されても本気で向き合いにくくなります。

勉強のルールは、厳しければよいわけではありません。守れる内容で、達成条件が明確で、達成したら認められることが大切です。

親が決める前に考えるべきこと

  • 達成条件は具体的か
  • 子どもが本当に実行できる量か
  • 達成後の報酬や自由時間を親が認められるか
  • 途中で不安になって口を出さない覚悟があるか
  • 次の日以降のルールも考えているか

ここを考えずに勢いで約束すると、親の方が途中で不安になり、ルールを崩してしまいます。

見守ることも、関わり方の一つ

勉強に関心を持つことは大切です。ただし、すべてに口を出すことが良い関わり方ではありません。子どもが自分で勝ち取った時間は、見守ることも必要です。

ルールを決める。達成したら認める。この繰り返しが、子どもにとって分かりやすい家庭学習の土台になります。

無料相談について

家庭でルールを作っても続かない、親子で勉強の話になると揉めるという場合は、仕組みの作り方から見直す必要があります。無料相談・お問い合わせからご相談ください。

著者プロフィール

株式会社ロマネスジャパン代表/Boost Academy塾長。灘高・東京大学卒。生活習慣や家庭での関わり方を重視し、日々の行動から変えていくサポートを行っています。

コラム
島谷悟

株式会社ロマネスジャパン代表/Boost Academy塾長。灘高・東京大学卒。学習指導そのものよりも、生活習慣や家庭での関わり方を重視し、日々の行動から変えていくサポートを行っています。正しい方向と正しい方法で努力して成果を出すことにこだわり、そのうえで目いっぱい遊ぶことが大切だと考えています。学ぶ力と遊ぶ力の両方を育てる指導を大切にしています。

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