やる気がない子に、まず成功体験を作るべき理由

子どもが終えた課題を見せ、大人が具体的な箇所を指して認めるイラスト やる気・自信

やる気がないように見える子でも、背景を見極めて小さな成功体験を作ると、勉強への向き合い方が変わることがあります。

この記事で分かること

  • 01やる気が見えない子に、小さな成功が必要なのはなぜ?
  • 02家庭では、どんな『できた』から始められる?
  • 03親子だけで進まないとき、第三者はどう関われる?

「やる気がないので勉強しません」という相談を受けることがあります。ただ、Boost Academyでは、やる気がないという言葉だけで判断しません。まず、その子のバックグラウンドを確認します。

「やる気がない」という言葉だけで決めつけず、取り組みの経験や性格、勉強への気持ちを一人ずつ確かめます。

見極めたい背景

  • 本気で取り組んだ経験があるか
  • ご褒美が動機になる性格か
  • 勉強そのものが嫌いなのか
  • できる力はあるが、きっかけがないのか

火種がある子と、火種がない子の違い

火種があるかどうかは、シンプルに言えば「勉強しなければいけないことを、どこかで分かっているか」です。

本当に勉強の必要性を感じていない子は、変えるのに時間がかかります。子どもは意外と大人のことをよく見ています。「自分は勉強しなくても何とかなるかもしれない」と思ってしまった瞬間、勉強に向かう力は弱くなります。

一方で、多くの子は心のどこかで「勉強できたらいいな」と思っています。学校生活でも、勉強ができる方が楽しい場面は多いからです。その小さな火種を見つけて、正しい方向にブーストすることが重要です。

危機感は、人を成長させる

Boost Academyでは、危機感を悪いものだとは考えていません。もちろん、子どもを追い詰める必要はありません。ただ、自分の現在地を知り、「このままではまずい」と感じることは、成長のきっかけになります。

生徒と講師が予定表と小さな目標のチェックリストを見ながら学習計画を考えるイラスト
現在地を確かめ、近づくための道筋を一緒に考えます。

実力が伴っていないのに天狗になっている子、知らないことを知らないと言えない子、自分をよく見せようとする子は、真摯に弱点へ向き合えないことがあります。そういう場合は、根気よく向き合いながら、レベルの高い子の存在を見せ、現実を知ってもらうこともあります。

Boost Academyは子どもを追い詰めるために危機感をあおらず、現在地と、上に近づくための道筋を一緒に示します。

「もっと上がいる」と知ったうえで、「そこに近づくためには何をすればいいか」まで示すことです。現実を見せ、同時に道筋を示す。ここまでセットでなければ、子どもは前に進めません。

最初の1か月は、小さな勝ちを作る

親には意欲があっても本人がまだ動けないときは、最初の1か月に漢字テストや小テストの100点を目指します。

目標は小さくて構いません。学校の漢字テストでも、塾の復習テストでも構いません。とにかく何かで勝たせる。勝ち癖をつける。これが最初の段階では非常に重要です。

「やれば取れる」という感覚がない子に、いきなり高い目標を掲げても苦しくなるだけです。まずは狙って取れる小さな100点を作る。その成功体験が、次の努力への燃料になります。

子どもが終えた課題を見せ、大人が具体的な箇所を指して認めるイラスト
できたことを具体的に認め、次の努力につなげます。

親が厳しすぎて、やる気を失っている場合もある

やる気がないように見える子の中には、親が厳しすぎることで動けなくなっている子もいます。特に、間違ったやり方を厳しく強制されている場合、努力しているのに結果が出ず、勉強そのものが嫌になります。

親が間違った勉強法を厳しく強制して動けなくなった子には、さらに叱るより方法を変えて結果を実感できるようにします。

間違った方法で頑張っても、子どもは自信を失うだけです。

中学生には、第三者の関わりが効くことがある

中学生は、親に反抗する時期です。親が背中を押そうとしても、素直に受け取れないことがあります。だからこそ、親以外の第三者、あるいは本人が尊敬できる大人が関わることには意味があります。

必要な場面では、はっきり伝えます。ただし、ただ厳しいだけでは意味がありません。本人にとって「この人は自分を潰したいのではなく、伸ばそうとしている」と伝わる関係性が必要です。

無料相談について

やる気がないように見える場合でも、原因は一つではありません。性格、家庭環境、学習方法、親子関係を合わせて見る必要があります。お子さまの状態を整理したい方は、無料相談・お問い合わせからご相談ください。

よくある質問

成功体験はどのくらい小さくてもよいですか?

最初は漢字テスト、小テスト、宿題の一部などで十分です。本人が「できた」と感じられる経験を積むことが大切です。

褒めてもあまり反応がありません。どうすればよいですか?

大げさに褒めるより、何ができたのかを具体的に言葉にすると伝わりやすくなります。結果だけでなく、行動の変化を見ることが大切です。

関連ページ・参考コンテンツ

あわせて、以下のページもご覧ください。