進学塾に通っているのに、授業についていけない。
宿題が終わらない。
テストの点数が思うように上がらない。
このような状況が続くと、保護者の方は「このまま今の塾を続けてよいのか」「転塾した方がよいのか」と悩みやすくなります。
ただ、進学塾についていけない状態は、必ずしも本人の努力不足だけが原因ではありません。
授業の進度、宿題の量、家庭学習の進め方、生活リズム、本人の理解度がかみ合っていないだけの場合もあります。
転塾を考える前に、まずは何につまずいているのかを整理することが大切です。
進学塾についていけないときに起こりやすいこと
進学塾は、受験や成績向上を目指す生徒に向けて、一定のスピードで授業が進みます。
そのため、理解が少し遅れただけでも、次の単元や宿題が重なり、追いつくのが難しくなることがあります。
よくある状態としては、次のようなものがあります。
- 授業中は分かった気がするが、家で解けない
- 宿題に時間がかかりすぎる
- 分からない問題をそのままにしている
- 復習よりも次の宿題に追われている
- テスト前に何を優先すればよいか分からない
- 親が声をかけるほど、子どもが反発してしまう
この状態が続くと、本人のやる気が下がり、勉強そのものへの苦手意識が強くなってしまうこともあります。
本人を責める前に、原因を分けて考える
進学塾についていけないとき、まず確認したいのは「本人がサボっているのか」ではなく、「どこで止まっているのか」です。
たとえば、同じ「宿題が終わらない」でも、原因は一つではありません。
- 授業内容を理解できていない
- 問題の解き方は分かるが、時間がかかる
- 何から手をつければよいか分からない
- 難しい問題に時間を使いすぎている
- 勉強を始めるまでに時間がかかる
- 生活リズムが崩れて集中できない
原因が違えば、必要な対応も変わります。
「もっと頑張りなさい」と言うだけでは、本人も保護者も苦しくなってしまいます。
まずは、理解の問題なのか、計画の問題なのか、習慣の問題なのかを分けて見ることが大切です。
転塾を考える前に見直したい3つのこと
1. 宿題の優先順位を決める
進学塾の宿題は量が多く、すべてを完璧にこなそうとすると、かえって消化不良になることがあります。
大切なのは、今の本人にとって必要な問題を見極めることです。
基礎が不安定なまま応用問題に時間をかけても、成果につながりにくい場合があります。
まずは、必ず解く問題、余裕があれば解く問題、今は無理に追わない問題を分けるだけでも、家庭学習の負担は整理しやすくなります。
2. 復習の時間を先に確保する
授業についていけない子ほど、新しい宿題に追われて復習が後回しになりがちです。
しかし、分からないまま次へ進むと、苦手が積み重なってしまいます。
授業を受けたその日か翌日までに、短時間でも復習する時間を確保することが重要です。
長時間でなくてもかまいません。
「今日の授業で何が分かったか」「どこが分からなかったか」を確認するだけでも、次の学習につながります。
3. 家庭での声かけを変える
保護者の方が心配になるほど、つい「宿題は終わったの?」「なんでやらないの?」と声をかけたくなります。
ただ、子どもが反抗期に入っている場合、その声かけがプレッシャーになり、親子の衝突につながることもあります。
大切なのは、責める声かけではなく、状況を一緒に整理する声かけです。
たとえば、
「何が一番重い?」
「今日はどこまでできればよさそう?」
「分からない問題と時間が足りない問題、どちらが多い?」
このように聞くと、本人も自分の状態を言葉にしやすくなります。
塾を変えるべきか、使い方を変えるべきか
進学塾についていけないからといって、すぐに辞めるべきとは限りません。
今の塾の教材や授業が合っている部分もあれば、家庭学習の支え方を変えるだけで改善する場合もあります。
一方で、本人の理解度や生活リズムに対して、授業の進度や宿題量が明らかに合っていない場合は、塾の使い方や学習環境を見直す必要があります。
判断するときは、次の点を確認してみてください。
- 授業内容をどれくらい理解できているか
- 宿題のどこで止まっているか
- 質問できる環境があるか
- 家庭学習の計画を立てられているか
- 本人が完全に自信を失っていないか
この整理をしないまま転塾しても、同じ悩みが繰り返されることがあります。
Boost Academyが大切にしていること
Boost Academyでは、勉強内容だけでなく、生活習慣や家庭での関わり方まで含めて学習を見直します。
進学塾についていけない状態の背景には、単元理解だけでなく、勉強の始め方、時間の使い方、復習の仕方、保護者との関係性が関わっていることがあります。
だからこそ、本人を責めるのではなく、正しい方向と正しい方法で努力できるように、一緒に状況を整理していくことが大切だと考えています。
「今の塾を続けるべきか」
「転塾した方がよいのか」
「家庭では何を変えればよいのか」
このような悩みがある場合は、一度ご家庭の状況を整理するだけでも、次の一手が見えやすくなります。
無料相談で確認できること
無料相談では、現在の成績だけで判断するのではなく、授業の理解度、宿題の進め方、生活リズム、家庭での声かけまで含めてお話を伺います。
進学塾についていけないと感じている場合でも、すぐに塾を辞めるべきかどうかを決める必要はありません。
まずは、何が原因でつまずいているのかを一緒に整理するところから始めてみてください。
株式会社ロマネスジャパン代表/Boost Academy塾長。灘高・東京大学卒。学習指導そのものよりも、生活習慣や家庭での関わり方を重視し、日々の行動から変えていくサポートを行っています。正しい方向と正しい方法で努力して成果を出すことにこだわり、そのうえで目いっぱい遊ぶことが大切だと考えています。学ぶ力と遊ぶ力の両方を育てる指導を大切にしています。
